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旅の記録

17日 列車で台東へ(その2)

いよいよ普快車3671次に乗車します。

枋寮3671次 枋寮751次
枋寮に停車中の普快3671次 枋寮に到着するキョ光751次
●普快3671次は日本製客車3両でした。キョ光751次の出発後に発車です。
枋寮出発
枋寮出発
●枋寮は現地時間11時00分発です。最後部のドアのない貫通路から景色を眺めるのはパレオエクスプレスのスハフ32(それでも車掌の監視があったが)以来20数年振りか・・・
●この日は台東で32度、台北で33度と11月下旬にしては観測史上最高の暑さだったらしく、窓は全開でした。季節柄空気が乾いていてジメッとした暑さではなかったのが幸いでした。
加禄車站 加禄附近の南シナ海
加禄車站 内獅附近の南シナ海
●枋寮の次の駅が加禄です。ここから古荘までは1日2本(往復4本)しか列車が止まらず、この列車が台東方面本日の最終列車となります。(11時08分発)
●加禄を過ぎると右手に南シナ海が見えてきます。右写真は加禄の次の内獅(11時13分発)手前の景色。右のオブジェは台湾原住民の一つのパイワン族の施設入口のものです。
枋山手前の南シナ海 枋山車站
枋山手前の南シナ海 枋山車站
●内獅から海沿いを進み、高台にある次の駅が枋山駅(11時19分発)です。台湾鉄路最南端(N22°16′01″)の駅です。
台鉄最南端地点附近を走る 枋野號誌站に進入
台湾鉄路最南端附近を走る 枋野號誌站に進入
●枋山駅から内陸部に進みます。原子力発電所からの送電線を潜る辺りが台湾鉄路の最南端地点。しばらく走ると枋野信号所(號誌站)に到着します。
枋野號誌站 枋野號誌站372次
枋野號誌站 枋野號誌站で自強372次と交換
●山間にある信号所ですが、区間車と普快車は信号所職員用で停車し時刻も時刻表に記されています(11時33分発)。しかしながらホーム等はなく一般客が乗降できるかは不明です。
●google mapでも周囲に人家や観光地もなく秘境駅といった感じです。ここで自強372次と交換して出発です。
古莊車站
古莊車站 大武溪を渡る
●中央トンネルを抜けて次の駅が古莊(11時53分発)です。さらに幾つかのトンネルを抜け大武溪を渡ります。遠くに見えるのは太平洋です。
大武に到着 大武站にて自強308次と交換
大武站に到着 大武站にて自強308次と交換
●鉄橋を渡り終わると大武站に到着です。ここで自強308次と交換します。南廻線は普通列車が1日2本に対し特急・急行列車は1〜2時間に1本という間隔で運転されています。
牽引機はR133 大武站からの太平洋
牽引機はR133 大武站からの太平洋
●牽引機はアメリカンタイプのディーゼル機関車R100型133号機でした。出発時汽笛吹鳴はなく違和感があり、エンジン音は日本のものより五月蝿かったです。
R133上部 SP32578車内
貫通路から見たR133上部 SP32578車内
●今回の3671次は日本製客車3両でした。ここで車内を覗いてみます。平日とあって車内は乗車目的の観光客、鐵路迷もほとんどいなくガラガラでした。
SP32578洗面所跡 SPK32609洗面所
SP32578洗面所跡 SPK32609トイレ
●SP32578は洗面所・トイレが撤去されていました。
SP32578トイレ跡 SPK32609トイレ
SP32578トイレ跡 SPK32609トイレ
●旧型の客車でトイレは洋式でした。
SPK32609の車内ドア 身長線 客車連結部
客車車内ドア 身長線 客車連結部
●車内のドアは日本みたいに引き戸ではなく開き戸になっています。ドアの右横には身長の線が・・・
●台湾では運賃の大人子供の区別が日本のように年齢ではなく身長で決めています。上の線が150cm、下の線が115cm。全票=大人運賃、半票=子供運賃、免費=無料です。
●ちなみに障碍者と65歳以上の高齢者は半票になります。
●台湾の客車の幌は伸縮することができず、隙間が開いています。
SPK32609車内 SPK32609シート
SPK32609車内 SPK32609シート
●日本製旧型客車の座席は回転クロスシートで日本のスハ44と同じような感じです。席はモケットではなくビニール張り、大昔の列車みたいです。
SPK32609番号アップ SP32578番号
35SPK32609番号 35SP32578番号
●本日の客車3両の番号です。前から35SPK32609、35SP32578、35SPK32734になります。
SPK32734番号
35SPK32734番号 富山附近からの太平洋
●大武は12時02分発。再び海岸沿いを北上します。
富山號誌站跡 多良站
富山號誌站跡 多良站
●大武と次の瀧溪(12時15分発)の間にあるのが富山信号所跡で海側の線路が剥がされホームが残っています。
●瀧溪と金崙の間にあるのが多良駅で2006年に一旦は廃止されたものの2008年に臨時駅として復活しました。
金崙で自強307次を待避 走り去る自強307次
金崙で自強307次を待避 走り去る自強307次
●金崙で自強307次を待避します。発車は12時34分です。
太麻里車站
金崙海岸の道路工事 太麻里車站
●金崙は海岸沿いの駅ですが、駅と海岸の間で道路工事が進められていました。まるで30年以上前の北陸本線親不知駅のような光景でした。
●金崙の次は太麻里、12時48分発です。
知本手前の架線 知本車站
知本手前で架線が 知本車站
●電化用の架線が現れてしばらくすると知本駅に到着します。ここから先は電化区間です。
知本に停車中の3671次 キョ光704次と交換
知本に停車中の3671次 キョ光704次と交換
●知本ではキョ光704次と交換し13時10分に発車します。
康樂車站 康樂車站の跨線橋
康樂車站 康樂車站の跨線橋
●知本の次は康樂です。13時20分発、いよいよ次は終点の台東です。
台東車站進入1 台東車站進入2
台東車站進入 台東車站進入
●13時27分、無事台東駅に到着しました。ここで3671次の旅は終わります。
台東車站到着 台東車站に停車中の旧客
台東車站到着 台東車站に停車中の旧客
●到着してすぐ機関車が切り離されたので反対側のホームに行って撮影しました。
35SPK32734
35SPK32734 R135が連結
●程なく高雄側にR135が連結されました。すぐ動く気配があり高雄方に移動するかと思いきや、推進運転で花蓮方へ 移動してしまいました。このため2両の形式写真は撮れていません。

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