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送電線が記載されている地図

送電線が記載されている地図は、以下のものがあります。

市町村が発行している白図
市町村役場の都市計画課などで入手できる地図です。市町村によって違いがありますが、全体区域図(区域面積によって縮尺は様々)と1/2,500に統一されたものがあります。
全体区域図は1/2,500図を縮小したものや、1/10,000レベルにして省略描画したもの、国土地理院発行の1/25,000地形図を使用したものがあります。
1/2,500図は「国土基本図」と呼ばれるもので、全国で統一されている一番縮尺が大きい地形図です。
基本的に全ての住宅が記載され、形状もほぼ実際に則っています。送電線は高塔記号と送電線の組み合わせになっています。

国土地理院の地形図(電子版含む)
登山をされている方などにはおなじみの地図です。縮尺は最初1/5万で全国整備、後に1/2.5万で全国整備、昭和の終わりごろに都市部を中心に1/1万図も作られました。
1/1万図は上の国土基本図と同じく高塔と送電線で表現されていますが、1/2.5万、1/5万図に関しては渡河部、海峡部等は高塔記号が付されますが、基本は送電線のみです。
今までの紙地図に代わり、2011年に電子地図としてインターネット上で公開することになりました。
ここで、問題が起きます・・・
地形図から、送電線の記号表現が消える・・・
電力会社がテロ目標を懸念して送電線の位置情報の提供を拒んだことが原因でした。
当然のことながら、地形図を常に使っている登山者、ハイカーを中心に猛反発がおきました。
登山者にとって好目標になるものを消したり(自動車運転時にも好目標・カーナビにも表現してもらいたいくらいです)、
既に公開されているgoogleなどの航空写真でも確認できるのに、敢えて消すのもおかしいと思いました。
あまりの反響なのか、後に復活することになり、問題は沈静化していきました。
現在では紙地図は、一部の大型書店で売られていますが、十数年前に更新が止まっている状態になっています。
電子地形図は、等高線表現があり高低差が分かることと、送電線の大まかな繋がりを確認するのに重宝しています。

国土地理院地図・空中写真閲覧サービス
その地域の過去に発行された地形図、撮影された航空写真を見ることができるサイトです。

google mapなどの電子地図
前述の地理院地図以外の電子地図でgoogle mapmapionなどが有名です。
これらの地図はゼンリンの住宅地図を使っているみたいです。
送電線の表現は高塔の記号のみで、送電線が伸びている方向にヒゲがついています。ただ、この方向は正確とは限りませんので注意を。
この他に鉄塔や、高い建造物を地図上にプロットしてある塔マップも便利です。
これらの地図は前述の地形図と違って高低差の表現である等高線がないので、高低差の把握はできません。
また、カーナビ地図を含め自動車が走ることができない荒れた道や廃道も記載されていますので注意が必要です。

航空写真
google mapや国土地理院地図・空中写真閲覧サービスなどが有名です。

出かける前に、これらを駆使してシミュレートすることが重要です。
最初に地理院の地図で大まかな流れを掴み、ネットの地図サイトと航空写真を使用して詳細を確認して探索ルートを考えています。
mapionキョリ測など距離計測サイトを利用して行動範囲を決定するのも、いいかと思います。

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